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葬儀について7-1
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今回は「コロナが教えてくれたもの」というタイトルです。2019年に日本で初めてコロナが確認され4年目となります。マスクの着用や密の回避など生活様式をはじめ、様々な変化がおこってきて、葬儀のあり方にも変化を及ぼし始めました。コロナ前もいわゆる家族葬を希望される方が増加傾向にありましたが、コロナの流行でそれが一気に加速し、多くの方が選択されるようになりました。視点を変えればコロナが警告を発したとは、考えられないでしょうか。葬儀でいえば華美なセレモニーであったり、故人を知らない会葬者が数多く参列したりという、行き過ぎた在り方を「家族葬」という葬儀で本来の姿に戻してくれたとも思えます。戦争やコロナなどは無いに越したことはありませんが、教訓として学ぶこともあるのではないでしょうか。ただ会社などの団体葬では、そうもいかないのは今も一部ですが、変わらないのではないかとも思えます。あくまでも家族葬は個々で行う葬儀式です。葬儀とは本来、英語で言うセレモニーとは異なるものなのです。時代と共に葬儀の規模や様式も様変わりしてきましたが、高度成長の時代を経てコロナ前までにその形式が残った、ということだと考えられます。コロナによって、そこに変化が生じ本来あるべき姿に変わったといっても過言ではないかと思います。これからは個々の時代。周囲に左右されず、個人個人の考えや思いで葬儀を行うのも新しい見方としてはいいのかも知れませんね。
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葬儀について6-2
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今回は、葬儀の後のことについてご紹介します。
葬儀の前は、葬儀業者やお寺とのやりとりですので、ほとんど業者に任せれば問題なく進行します。ここでは、葬儀後何をすればいいのかについて、お知らせしましょう。
病院や施設でずっとつきっきりだったので、葬儀後はあまり睡眠もとられずにお疲れかと思いますが、天草市の場合は、翌日にまずはお寺様(菩提寺)に御礼参りをしなければなりません。時間は通夜時や葬儀直後に、お寺様からご連絡があるかと思います。お聞きでない場合は、直接お寺に聞かれたがよいでしょう。翌日はその時間に、遺族もしくは親族が白封筒にお布施と書き、下には〇〇と名字を入れて伺い手渡しします。その後はお経を唱えられて解散ですが、納骨を即される方はお寺様の指示に従ってください。また後のことをお寺様に頼まれる方(永代供養や納骨堂等)は、その時に訊ねられるとよいでしょう。その日は、ここまでで終えていただき、まずはご自分の身体を休ませてください。そしてその翌日からは故人の身の回りの整理や役所への届け出、そして保険の請求や解約や名義変更などをしなければなりません。特に相続をされる場合は、長い月日を要し故人が他県などの出身の場合は、もっと大変になります。役所での原戸籍(故人の出生から今までの歴史)等が必要になり、何度も行き来することになるかも知れません。最近では若干の簡素化も進んでいますが、それでもまだ大変です。私も経験しましたが、約2年ほどかかりました。一度にはできませんので、お休みの時や時間が取れた時などを利用されればよろしいかと。また故人の資料として必要なのは、死亡診断書の写しです。保険や戸籍抹消などの届け出には、それが必要です。もし無ければ、葬儀会社がコピーをもってるはずですので、貰ってください。相続に必要な資料は、死亡診断書や戸籍の抹消登録そして公的な遺言書があれば、すんなりと手続きはすみます。遺言書等はわからないという方も、法務局や故人が使われてた司法書士や税理士、公証人役場などに訊ねられてください。もしかしたら、預かられてるかも知れません。公的な代理人は上記の方々ですが、分からないことは電話でも構いませんので、お訊ねいただくことが賢明です。
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