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葬儀について7-2
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ここ数週間、プロバイダーのサーバーの機能が低下し、なぜか見ることもブログを書くこともできませんでしたが、ようやく本日治ったのです。楽しみに見ていてくださいます皆様に、お詫び申し上げます。
さてずっとシリーズでご紹介してきました「家族葬」についてですが、地方だけかも知れませんが最近は、家族葬に関わらずコロナ禍前のように一般葬も増えつつあります。ただ以前と異なるのは、式の時間に一般の方が参るのではなく、30分前までに多くの方々がお参りしてそのまま戻られるという形が定着したようにも感じます。地方ではいまだに式の時間に合わせてお参りにおいでになられる方も、たまにはいらっしゃいます。でも周囲の方々が注意され、バツが悪そうに皆さんと同じように戻られるようです。地方では当たり前の習慣だったのが、コロナ禍の影響で当たり前ではなくなったと言えます。家族葬ではこれで十分ですが、一般葬では数年前の大きな式場で大人数での隣席で、見栄を張るかのように大きなさいだんで派手にやってたことが、何か懐かしくも思えますね。実際で言うと、弊社の場合は大式場は使用せず、大きな葬儀も小さな葬儀も真ん中の中式場を使って、椅子の間隔を空けてほぼ半分くらいの参列者で行っています。コロナが完全に終息しても、きっとこの形は残ると思われます。式の形はどうあれ、見栄を張らずに真の気持ちで故人をお送りしましょう。
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葬儀について7-1
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今回は「コロナが教えてくれたもの」というタイトルです。2019年に日本で初めてコロナが確認され4年目となります。マスクの着用や密の回避など生活様式をはじめ、様々な変化がおこってきて、葬儀のあり方にも変化を及ぼし始めました。コロナ前もいわゆる家族葬を希望される方が増加傾向にありましたが、コロナの流行でそれが一気に加速し、多くの方が選択されるようになりました。視点を変えればコロナが警告を発したとは、考えられないでしょうか。葬儀でいえば華美なセレモニーであったり、故人を知らない会葬者が数多く参列したりという、行き過ぎた在り方を「家族葬」という葬儀で本来の姿に戻してくれたとも思えます。戦争やコロナなどは無いに越したことはありませんが、教訓として学ぶこともあるのではないでしょうか。ただ会社などの団体葬では、そうもいかないのは今も一部ですが、変わらないのではないかとも思えます。あくまでも家族葬は個々で行う葬儀式です。葬儀とは本来、英語で言うセレモニーとは異なるものなのです。時代と共に葬儀の規模や様式も様変わりしてきましたが、高度成長の時代を経てコロナ前までにその形式が残った、ということだと考えられます。コロナによって、そこに変化が生じ本来あるべき姿に変わったといっても過言ではないかと思います。これからは個々の時代。周囲に左右されず、個人個人の考えや思いで葬儀を行うのも新しい見方としてはいいのかも知れませんね。
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