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葬儀について12-1
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質問シリーズです。
今回は、霊柩車についての質問がありましたので、それについてお応えしましょう。
霊柩車とは、書いて字の如く「御霊」を「柩(棺)」入れて運ぶ「車」なのです。ですので、近年多く見かけるいわゆる「洋型タイプの霊柩車」と以前からある「バン型タイプの霊柩車」の2種類が、今は主流になっています。もちろん地域により違いはあり、昔からの高級霊柩車の「宮型霊柩車」も若干はあり、地方ではまだその車が主流の地域もあるようですが、令和になってからの霊柩車と言えば「洋型タイプ」なのです。料金は陸運事務所に届けて承認されたものなので、その会社によって違いはありますが、顧客から支払われた料金や距離それに時間は、キッチリと陸運事務所に届けなければなりません。会社ごとに行ってることもありますが、主には霊柩組合(全国組織)でまとめる場合が多いのです。
霊柩車の料金は基本料金はもちろんですが、距離と時間で主にその価格は決まります。距離は、一般車両とは異なり、10km単位でかりに10km以内であったとしても、最低距離は10kmで計算されます。そしてプラスになるのが時間です。要は搬送に何時間要したかということですが、故意に遠回りすることは火葬場の時間等の関係で、ほぼ不可能と言えます。ただ離れた施設や病院等からの搬送では、こちらも10km単位ですので故意にする酷い業者もいないとは言い切れないのも事実です。しかしそのほとんどの霊柩業者は、専門にそれを行う業者に依頼しますので、安心してよいでしょう。なぜなら、先に言いましたように、陸運事務所に定期的にその料金内容を報告しなければならないからなのです。もし、違反等が見つかれば、免許はく奪並びに葬祭業者全般の会社からの信用がなくなり、その地域では仕事ができなくなることでしょう。
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葬儀について11-2
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前回に引き続きまして、またお客様からの質問にお応えしましょう。
「終活をしましょう」と、いろんな団体から言われてきましたが、まだそんな気にもなれなくて。でも私の歳も上がってきましたし、両親に対してもかなり高齢になってきましたから、そろそろ考えないといけないかなあと思うようになってきました。それで、もしもの時はまず何をすればいいですか?
端的な質問ですが、お応えしまします。
いざという時に何をすべきか!?それはまず、病院等の医療機関なら、医師が親族を集めることを遺族に言い、そしてその場で死亡時間を告げられます。その後に死亡診断書が発行されますが、その間に葬儀を頼みたい業者に連絡をしてください。病院側の都合で若干のズレはありますが、そのあとに処置(身体を拭いたり着せ替えたりされます)を行う時間が約1時間(病院によっては2時間以上の場合もあります)程かかります。そのタイミングに合わせて、業者に連絡をし、〇時〇分に迎えに来てもらうように連絡します。あとはその時間まで待つだけです。ただその間、時間があられましたら、直接の遺族以外は家に戻り必要なものをまとめておきましょう。例えば、写真や生前の趣味のものなど後程、柩等に入れられるようなものなどです。病院等からは、自宅に帰られるのかもしくは斎場にそのまま入られるのかは、早めに決めておくのが肝心です。そして安置場所についたら、お参りできる形を業者がつくりますので、その後に打ち合わせを行い、ある程度の要望を言われて、お寺様をお呼びください。そして通夜・葬儀の日程が決定しますので、親戚・友人・ご近所さんへお知らせください。この流れで、そのままいっことができます。
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