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葬儀について1-1
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葬儀の受注には、正月も盆もありません。ただ1月1日だけは、火葬場と役所関係がすべて休みになりますので、また元日に通夜や葬儀をされても誰も来ないと言っても過言ではないでしょう。そんなこんなで、12月31日までに何とか終えた葬儀は一般葬でも、元日からの無常はほぼ家族葬か直葬(火葬式や1日葬とも言いいます)になります。
前項にも述べたように、元日に無常ごとをしてもよほどのお付き合いでない限りは、お参りにはお越しにはなられません。そういう中、地元では元日からすごく忙しかったのですが、うちは1人の社員がインフルエンザにかかってしまい、ここで葬儀を受けるとご遺族にもうつってしまうとしまうと言うことで、全員を元日~1週間ほど休みにしました。実は1人だけかからなかったのですが、1人では葬儀は受けられませんので休みにしましたが、何とその間にお断りしたのが12軒ほど。申し訳なかったですが、病をうつすわけにもいかず、仕方ない処置でした。
まだまだインフルエンザが大流行しているようですので、皆さまどうぞお気をつけいただきますようお願いいたします。
もう流行り病にかかる者、かかった者はいませんので、ご連絡をお待ちします。
無常についてわからないことも、どうぞお気軽にお訊ねください。
*亀川斎苑 ☎0969ー27-5504
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葬儀について12-1
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質問シリーズです。
今回は、霊柩車についての質問がありましたので、それについてお応えしましょう。
霊柩車とは、書いて字の如く「御霊」を「柩(棺)」入れて運ぶ「車」なのです。ですので、近年多く見かけるいわゆる「洋型タイプの霊柩車」と以前からある「バン型タイプの霊柩車」の2種類が、今は主流になっています。もちろん地域により違いはあり、昔からの高級霊柩車の「宮型霊柩車」も若干はあり、地方ではまだその車が主流の地域もあるようですが、令和になってからの霊柩車と言えば「洋型タイプ」なのです。料金は陸運事務所に届けて承認されたものなので、その会社によって違いはありますが、顧客から支払われた料金や距離それに時間は、キッチリと陸運事務所に届けなければなりません。会社ごとに行ってることもありますが、主には霊柩組合(全国組織)でまとめる場合が多いのです。
霊柩車の料金は基本料金はもちろんですが、距離と時間で主にその価格は決まります。距離は、一般車両とは異なり、10km単位でかりに10km以内であったとしても、最低距離は10kmで計算されます。そしてプラスになるのが時間です。要は搬送に何時間要したかということですが、故意に遠回りすることは火葬場の時間等の関係で、ほぼ不可能と言えます。ただ離れた施設や病院等からの搬送では、こちらも10km単位ですので故意にする酷い業者もいないとは言い切れないのも事実です。しかしそのほとんどの霊柩業者は、専門にそれを行う業者に依頼しますので、安心してよいでしょう。なぜなら、先に言いましたように、陸運事務所に定期的にその料金内容を報告しなければならないからなのです。もし、違反等が見つかれば、免許はく奪並びに葬祭業者全般の会社からの信用がなくなり、その地域では仕事ができなくなることでしょう。
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