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葬儀について9-1
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暑さはまだまだですが、環境は秋になったような気がしますね^^
8月分がブログから消えている!?と見直しましたら、何と「求人専用のブログ」の方に載っていました。暑さでボケてたのでしょうかねえ^^;いや、申し訳ないです。ただもうお盆は過ぎましたので、これからは葬儀のその後を記していきますね。
葬儀後について3
8月までは、初盆を中心に書いてきましたが、これからはその後のことについて書いていきます。葬儀委が終わって七日毎の供養が終われば、とりあえずの最終は四十九日(忌明け)または「満中陰」になり、49日間の法要が終わります。この間に亡くなられた新仏様は、人間界と仏教界の狭間におられるのですが、それが過ぎるとご先祖と同じ仏の世界(来世ともいう)に向われることになります。そしてご先祖と同じ世界で、仏として暮らされるということになります。ただ実際は、誰もそこを見たことは無いので、あくまでもこれは仏教での教えの一端になりますが。
さて49日(忌明け)後はどうしていくのか?ですが、現世界の私たちは、亡くなられた方の供養をずっとすることになりますが、仏の世界に見送ったのですから原則は、残された私たちの世界を見守っていただく形となります。ですので、いい方は悪いかも知れませんが、日々のお参りと月命日(毎月の亡くなられた日)に供養するお参りをしていきます。もちろん月命日だけではなく毎日が理想ですが、仕事や様々な行事がある昨今の私たちには毎日はできかねますので、最低でも月1回はキチンとしたお参りを行うのがよいでしょう。その際の準備は、生花やお菓子や果物などを少しで構いませんので、お供えして線香をあげると共にローソクに火を灯してください。ローソクの火を目指して、故人やご先祖が戻ってこられるのです。ちなみに線香は、故人の好きな香りとされていますので、香りのよいものをあげてください。ただお年寄りや子供さんだけの場合は、火は危ないものとなってしまいますので、電気(電池)ローソクを使用され、香りのよい線香に火は点けずにあげられても構いません。また子どもさんには手を合わせてお参りする習慣を教えるには、とてもよい環境だと言えます。子どもさんの教育のためにも、ご先祖のお参りは必要かと思います。
仏教界でのその後は、百か日(既にお済の家は不要)そして1周忌(亡くなられた月日)、さらには翌年の3回忌(2年目)の供養になり、それが終わればとりあえずの供養の行事はなくなります。その後は7回忌、13回忌、17回忌と続きますが、家に残る家族の諸事情によりできない場合もあるかと思いますので、忘れないようにその供養の気持ちをもってお参りいただけば、粗末にはなりませんのでご心配にはいりません。「できるときに、できる方が、できるようにすれば、何も問題などないのです」
もっと詳しくお知りたい方は、☎(0969)22-2258 創業大正5年 松下佛具店へ
またはrmvv@ebony.plala.or.jp 松下へ
葬儀については、亀川斎苑(かめがわさいえん) ☎(0969)27-5503
またはkamegawasaien.comへ
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葬儀について7-2
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今回は、前回にお約束しました葬儀の後のことについて、お話ししますね。
一般に葬儀までは、葬儀された斎場や葬儀業者に訊ねても、おおまかな事は知ることができます。でも実際は、あくまでも全国的な事で、地元の事はほとんどわからないことが多いのです。お寺との今後の付き合い方とかお墓のこととか仏壇はどうするのとかなどです。では順にお知らせします。
1,葬儀後のお寺との付き合い方(仏教の場合)
亡くなられてから、斎場や自宅でまずは枕経(まくらぎょう)というものをお寺様にあげていただきます。5分程度の短いお経になりますがその後、葬儀業者も入っての打ち合わせ(通夜の時間や葬儀とその後の法要などについての話し合いです)を行い、そして通夜、翌日葬儀が一般的ですが、親族が集まるのに時間がかかったりする場合がありますので、3日や4日葬儀もあります。そして葬儀までの流れがすべて終了した後は、最近では直ぐに初七日法要を行います(本来は亡くなられてから5日後が本当の初七日です)。これは仕事の事情などでその日に法要をという願いのためにできた、お寺様にたいしての妥協案です。その法要後はお寺様とご遺族の時間があれば、その場で今後を話し合います。時間がないときは、翌日にお寺に御礼参りとして伺ったときに、話しましょう。ただここで話しておかないと、後からどうすればいいのか迷うことになりますので、できるだけ時間を作って話し合ってほしいものです。初七日後は、本当の七日後毎に自宅もしくはお寺で法要を行います。そして忌明け(満中陰49日)に人間界から仏世界へ入られる法要を行います。これで新仏様は仏の世界に入られることになります。その後は、葬儀の時期にも寄りますが、100ケ日を経て初盆、そして1周忌、翌年には3回忌と続きますが、ここまで行えば仏教用語で極楽浄土へ行かれると言えます。何もしないでいるのも現代ではいいのかも知れませんが、仏教として檀家や門徒になった以上は、ここまでは行うべきと思います。
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