ブログ | 葬儀・葬式は天草の亀川斎苑までご相談ください

仏事会館 亀川斎苑

24時間365日受付

TEL0969-27-5503 メールはこちら

ブログ

  1. TOP
  2. ブログ
  3. 葬儀について4-1
葬儀について4-1

一般に言う葬儀と告別式とは、どう異なるのか?という、ご質問を受けましたので、ご回答いたします。

その前に通夜について触れましょう。

通夜は通夜式が正式名ですが、読んで字の如く「通う夜」なのです。また「夜通し」という意味もあります。遺族にとっては夜通しですが、一般の方にとっては通う夜となります。さらに掘り下げると、昔の慣習が今に残った式の形態と言えます。昔は、お寺や自宅などで通夜・葬儀を行うのが一般的でした。もちろん、斎場という建物はなかったのです。ですので、自宅で故人と楽しかったことや共にやってきたことなどの話やあるいは酒を酌み交わしながら、夜通し最後の時間を共に過ごすのが、夜通しなのです。ただこれは仮通夜つまりは、本通夜の前の夜ということになります。では通夜はというと、これは一般の方が夜通し通い、今度は遺族と故人のことについて、思い出や酒を酌み交わしたりする場ということでした。でもこれが、斎場という建物が多くその存在が増えて一般になったことで、昔の通夜とは様変わりし始めた野です。現代の通夜とは、通夜式そのものは葬儀に行けない方々のためともとられます。2日間あれば無くなってからの24時間後に火葬もでき、その間に葬儀という儀式で多くの方に見送られることができるようになったのです。さらに現代は、家族葬と一般葬に分けられて、家族葬が昔の儀式に近いと言え、一般葬はいわゆるセレモニー風が強い葬儀式ということになります。

さて、葬儀についてお応えします。2つの儀式からなりそれを合わせた儀式が葬儀ということになります。葬儀が始まり、お寺様の読教(どっきょう)までのことを葬儀式(葬儀)といい、その後の焼香から終わりまでを告別式と言います。葬儀式は遺族にとって大切な儀式で、故人を極楽浄土へ送り出すためお寺様のお経をいただく場面になり、告別式は別れを告げるためのもので、多くの皆さんが故人に対していろんな思いを込めて別れを告げるために焼香という形で行う場面なのです。途中でお帰りになられる方を稀に見かけますが、最低でも焼香迄はいて故人を偲ぶ時間までは居てほしいものです。