- 葬儀について2-1
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今回は近年よく言われる終活について触れてみたいと思います。
終活とは、人生の最後をどう送るかという課題に直視した活動の事といえましょう。最後を考えないでいることも可能かもしれませんが、家族がいるならまた独り暮らしの天涯孤独であっても、人生の最後は誰かに看取られて逝くことになります。もちろんそんなことはしなくても、雪山の中でひっそりといなくなればいいと思う方もおられるかも知れませんが、一般にはそんなことは無理かと思われます。だから一般の範囲でどうするかは、先の事かも知れないことを考えて行くことは必要なのです。
病院や施設あるいは自宅で最後になったとき、誰があなたを看取ってくれますか?そしてその後を誰が葬ってくれますかということ。そしてその後は、どうしますかですね。大事な方を残して逝く場合は特に考えておく必要があります。財産が多少なりともあるなら、それをどうするのか?家や土地はどうするのか、自分が逝った後の始末は誰に頼むのかということです。
順番でいうならこの世を離れた時、葬儀はどうする、どこでどういう風に行ってくれるとか、お寺はどこ?宗教はどうする?無宗教で誰にも頼まずでも構いませんが、今の法律ではその後の引受人が必要になります。そして誰かの手によって、相続あるいは整理なども必要になってくるのです。最後になって、慌てたり悔いにならないように、しっかりと元気なうちに書き留めておきましょう。そして信頼できる方に、託しておくとよろしいかと。最後の最後まで悔い無き人生を送るためにも。