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葬儀について12-1
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何故か?緩やかな12月です。昨年までは、凄い数の方がお亡くなりになり、ほぼ毎日のように葬儀を行っていました。しかし今年は、インフルエンザの流行りもあってか、それとも昨年が多すぎたのか?分かりませんが、ポツポツと行っております。ただ、家族葬にも近い自宅やお寺での葬儀が多く、今月はまだ斎場の利用はないのです。不思議ですね。昔から身近な方がお亡くなりになると、その知人や友人もお亡くなりになることが多かったのですね。自然の摂理なのでしょうか。まだまだこの世は、わからない事ばかりです。
さて、葬儀の種類について今回はお話ししましょう。葬儀には大きく分けて、社葬・団体葬・一般葬・家族葬(他の地域では、親族葬というのもあります)に分けられます。社葬=企業の役員クラスの方や貢献した方に対して行うもので、近年では喪主の家系と合同に行う式が多く見られます。団体葬=協同組合や民間の諸団体に貢献されたり、現職でお亡くなりになった方の葬儀を行う式のこと。一般葬=庶民の一般的な葬儀とも言える親族・知人・友人などで見送る式の事。家族葬=近年に生まれた言葉ですが、今ではこちらが主流となりつつあるようです。また他人には知らせずに、本当の家族のみで行う密葬というのもありますがこれは本来、家族で先に見送りし、その後に皆さんに知らせていわゆる「お別れ葬」がこれにあたります。しかし現代では、読んで字の如く「密やかに弔う」意味で密葬というようです。
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葬儀について11-1
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今回は葬儀式場の選び方について、ご案内しましょう。
ほとんどの方は、自宅の近くや亡くなられた場所の周辺などに直接入られるのが一般的ですが、もし時間的に余裕があるようでしたら、もしもの時のことを考えて先に調べられておられたがいいのですが、実際には気持ちの面でも、その場面にならないとやらないのが人の性というものなのです。しかし後で後悔はしたくないのも事実ですので、選び方をご案内いたしましょう。
選び方で最初に考えるのは、葬儀を行った場合の料金ですが、これは多少の違いはあっても、ほぼどの斎場も同じ料金帯と言えます。あとはサービスや対応などのソフト面です。その差で価格帯は大きく変わりますが、そこはあまり問題にはならないかと思います。ではどこを見て選んだがよいのでしょう。それは一般の方があまり考えない、知り得ない、「火葬場」までの距離なのです。以前、霊柩車のことをお話ししましたが、霊柩車には搬送に使用する「マイクロ霊柩車(軽霊柩車も含む)」と現代では1番多い「洋型霊柩車」と昔ながらの「宮型霊柩車」の3種があります。ただ地元天草では現在、宮型霊柩車はどの斎場にも存在いたしません。
ではなぜ?霊柩車が斎場選びに必要なのでしょうか。それはその種類によって料金体制が異なり、陸運局への申請次第ではかなり高い料金となっていて、「火葬場までの距離」が問題になるからなのです。霊柩車の料金はタクシー等とは違い10km単位で、ご遺体を車に乗せて火葬場に安置するまでの距離で、その料金が決まります。よって、キロ数が増えれば増えるほど料金は高くなるのです。また先に申しました通り、その種類によっても異なりますし、申請した会社単位でも異なります。一般に、天草での10km内の霊柩料金は、車種で異なりますが2万円台~4万円台となります。距離が増えることにより、20kmで2万円ほど増え、30kmで約4万円ほど増加することになります。葬儀費用は安くついても、火葬場までの距離が20kmに達する斎場や式場は、選ばれないがよろしいかと言えます。普段から、火葬場までの距離を知っておくといいかも知れませんね。
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