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葬儀について8-1

今回は夏の忙しさにかまけてしまい、大変遅くなってしまいました^^;人手不足と人材不足そしてこのお盆の時期が重なり、1人にかかる重圧が多くなってしまいました。できる者は普段以上の作業を強いられ、出来ない者にまでそれを促すことができない状態が続いています。特に今月は、当社の決算期。世間の休みの関係で、商品を多く仕入れはしたものの、それをはけなければならないというギャップがあります。が、1年の繁忙期、がんばっていきたいと思います。よろしくお願い致します。

昨年、お身内がお亡くなりになり、今年初盆を迎えられる皆様へ、初盆はどうすればいいのかを記載しますね。ご参考ください。但し、あくまでも当社がある天草の地元での習慣ですので、ほかの地域とは異なることが多々あるかと思われますので、そこはあくまでも参考ということでお願いします。ちなみにネット等で調べれば、一般的なお盆の飾り方ややり方は出てはきますが、それは全国版で地方でそのやり方をしても受け入れることは難しいかと思います。

近年、天草では両親やそれ以上の家族が地方に居て、子どもたち以下は都会に住むというパターンがほとんどになってきています。ですので、田舎に戻られて初盆の準備をどうすべきかがわからず、何もしないという事態が起こっていて、お寺様がお越しになられても最悪の場合、鍵がかかってて家の中に入れないということも結構あるようです。お寺様にとっては檀家や門徒の家は把握され、ほぼかならずお参りにおいでになります。最低でも、家族の誰かが家に居てお経をあげていただくお寺様をお迎えするというのが、お盆の基本です。天草地方は、檀家や門徒制なので必ずどこかのお寺に所属しています。都会はそれがないので、初盆だからどうのこうのというのは、あまり考える必要はありません。ただお寺のためにするものではなく、亡くなられた方に感謝すること、そして約1年後のお盆の時期に一緒に過ごした家族の元へお帰りいただき、その3日間過ごしていただくこと。これがお盆なのです。地方のお盆は8月ですが、都会では7月盆もあります。都会ではお盆でも特には何もできないので、8月の地方のお盆で亡くなられた方を含めて楽しい日々を送ってください。そのためにも、お戻りになられる方への感謝の気持ちで、生花や供物(お菓子や果物等)または故人がお好きだったものを初盆用の段に添えていただければよいです。初盆用の段とは、初めてお盆を迎えられる故人様だけを祀るための段になります。一般には2~3段あれば、遺影写真や位牌そして供物を載せられます。そのほかに前机には、線香をたく香炉とローソク立てなどです。故人のお知り合いやほかの皆さんが、故人を偲んでお参りにお越しになりますので、そのための飾りの意味も含みます。普段やられてる方でもこの時はちょっと多めに飾っていただくとよろしいかと。

お戻りになられたご先祖に思いを馳せながら、良きお盆を過ごしてそして宗派により異なりますが、船や花火や火を起こしておくったりします。いずれにしても、佳きお盆をお迎えください。