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葬儀について11-2
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前回に引き続きまして、またお客様からの質問にお応えしましょう。
「終活をしましょう」と、いろんな団体から言われてきましたが、まだそんな気にもなれなくて。でも私の歳も上がってきましたし、両親に対してもかなり高齢になってきましたから、そろそろ考えないといけないかなあと思うようになってきました。それで、もしもの時はまず何をすればいいですか?
端的な質問ですが、お応えしまします。
いざという時に何をすべきか!?それはまず、病院等の医療機関なら、医師が親族を集めることを遺族に言い、そしてその場で死亡時間を告げられます。その後に死亡診断書が発行されますが、その間に葬儀を頼みたい業者に連絡をしてください。病院側の都合で若干のズレはありますが、そのあとに処置(身体を拭いたり着せ替えたりされます)を行う時間が約1時間(病院によっては2時間以上の場合もあります)程かかります。そのタイミングに合わせて、業者に連絡をし、〇時〇分に迎えに来てもらうように連絡します。あとはその時間まで待つだけです。ただその間、時間があられましたら、直接の遺族以外は家に戻り必要なものをまとめておきましょう。例えば、写真や生前の趣味のものなど後程、柩等に入れられるようなものなどです。病院等からは、自宅に帰られるのかもしくは斎場にそのまま入られるのかは、早めに決めておくのが肝心です。そして安置場所についたら、お参りできる形を業者がつくりますので、その後に打ち合わせを行い、ある程度の要望を言われて、お寺様をお呼びください。そして通夜・葬儀の日程が決定しますので、親戚・友人・ご近所さんへお知らせください。この流れで、そのままいっことができます。
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葬儀について11-1
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先日に続いて、皆様の質問にお応えしましょう。
1,小さなお葬式をしたのですが、どうお願いすればいいですか?
よくTVで小さなお葬式とか家族葬とかという言葉を耳にしますが、ご家族で最後まで見送るのが前項の言葉の通りの葬式タイプになります。小さなお葬式も家族葬も、近年にどこかの葬儀社が創った造語なのです。昔は一般葬という言葉も無く、葬儀には「普通の葬儀」と「会社単位で行う社葬」それに有名人・著名人がご逝去されたときに行う「密葬」でその後に行う「偲ぶ会」等があり、それぞれの式タイプでと貰っていたものです。近年、冒頭に申しましたように、「家族葬」という言葉が生まれ、今に至ります。ですが、家族葬は小さくすると言うことではないのです。家族葬を選ばれても、喪主や遺族の思いや考え方で、その内容は大きく変わってきます。生前、頑張ってきた家族に対して行うのですから、ただ単に小さくしたら申し訳ない、他は呼ばないけどもいいもので見送りたいと言う方も増えつつあるのも事実なのです。要は、葬儀を出される方の生活環境や思いなどで、その規模や内容は変わってきます。家族の意向を無視して、親族が出しゃばってきて結局は、いい葬儀をあげられなかったなどとなるようなことは、もってのほかです。遺族の思いと感謝を込めて、喪主と家族で話し合うことが肝心です。
仏事や葬儀について、わからないことはお気軽にお尋ねください。
*亀川斎苑 ☎0969ー27-5503 FAX0969ー27-5504
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