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葬儀について1-2
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今回は亡くなられた方をお運びする、無くてはならない「霊柩車」についてお話しします。
霊柩車とは、亡くなられた方を24時間の安置の後、火葬場までお送りする車両のことをいいます。踏まえて、病院や施設でお亡くなりになられた方をご自宅や斎場にお連れする車両も霊柩車と総称で言いますが、実はこの手の車両は「搬送車」といい、都会では洋型の搬送車タイプが多いですが、地方においては道も狭く時には山道だったりもしますので、軽霊柩車を搬送車としています。この搬送車両は、一般に普通霊柩車(バン型)と軽車両の霊柩車に分類しています。洋型車や普通霊柩車は、陸運事務所に料金をあらかじめ提出し、また定期的にその結果を報告しなければなりませんので、昔は許可制で各市町村もしくは圏内エリアで1社しかその車両を持つことはできませんでした。近年、その制度が撤廃され法律も緩和されて、申請を行なえば原則的にどの業者(葬祭業でなくとも可能)でも行うことができます。最近はこの認可制の手続きに伴い、会社はもとより個人でも出される方もおられるようです。ただ報告書の提出がありますので、かなり難しくやっかいな書類になっていますし、時には郵送は不可で直接、陸運事務所に持参する必要があります。
霊柩車は、乗り合いバスやタクシーとは異なる料金制で、10km単位です。数十m超過でも原則で言うならば、20kmの枠で支払うこととなりますが、そこは業者さんがどうされるかでしょう。ですので、10km以内の距離なら基本料金のみですが、それを超す距離や深夜ならちょっと高くつくことになりますので、ご注意ください。ちなみに軽霊柩車の料金は、新車購入の際に陸運事務所に提出した時の料金で、原則ずっと走ることになりますが、中には1番高い霊柩車の料金よりも高く取る業者もいますので、こちらもご注意ください。
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葬儀について1-1
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2023年。新春のお慶びを申し上げます。
新春最初から葬儀の云々というのもあまりいいことではないですね。しかしながら、実際で言うと31日にも元旦のその日にも、亡くなられる方は意外に多いのです。それは病院や施設の職員が少なくなったり、様々な機器のメンテナンスができなかったりで、手が回らない場合がほとんどと言えます。でも家族にとっては、大事な方が入院されているわけですから、世間が休みであってもそこに従事する方々の対応は、そこに併せていただけるものと信じたいですよね。しかしながら、実際はほぼ異なります。年末年始に平日や普段と変わらず、対応が可能な業態は「葬祭」だと言っても過言ではありません。斎場を自社で持ってる葬祭業者は、誰かが必ず適切な対応をするのです。それこそ24時間365日です。もしものときにご家族ご遺族の気持ちを察すると、人が少ないからとか休みたいとかとは言えないのです。ましてどこも人で不足、ならば少ない社員でも誠意を込めての対応しかないのです。それができない葬祭関係の会社は、必要ありませんので、いつでもどこまででも搬送可能な、あるいは手配可能な葬祭業者をお選びください。あとに悔いを残さないためにも・・・。
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